薄毛とストレスの関係は?自律神経を整えて頭皮環境を改善しよう

株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。

私たちは日頃、仕事やプライベートなどのさまざまな場面でストレスを感じることがあります。ストレスは誰にでも起こるもので、完全に無くすのは難しいですが、溜め込みすぎは避けなければなりません。

特に薄毛や抜け毛といった症状にお悩みの方は、日常生活で生じるストレスを上手に解消するよう心掛けましょう。育毛のオーソリティである井上哲夫先生監修のもと、薄毛とストレスの関係や、ストレス対策について解説します。

監修者

  • 一般社団法人 国際毛髪皮膚科学研究所
  • 所長 井上 哲夫
  • 1952年、東京生まれ
  • 東京理科大学卒業後、総合化粧品メーカーに入社
  • ヘアケア・スキンケア商品の研究開発部長を経て、一般社団法人 国際毛髪皮膚科学研究所を設立
  • 育毛研究35年、専門分野に取材多数
  • 現在までに、全国各地のがん診療拠点病院及び7,000店以上の理美容店、その他各種医療セミナーで講演・指導実績あり

【資格】
生活習慣病予防指導士(日本ホリスティック医学協会認定)、医療機器販売・賃貸管理者及び修理業責任技術者、コスメコンシェルジュ(一般社団法人日本化粧品検定協会認定)

ストレスが薄毛につながる理由

仕事でストレスがたまっている男性画像

ストレスが蓄積すると、自律神経が乱れやすくなります。自律神経の乱れは、体にさまざまな悪影響を及ぼすと考えられているため、注意が必要です。

たとえば、「血流の悪化」「不眠症」「身体機能の低下」などが引き起こされ、結果的に薄毛の要因となるおそれがあります。以下では、自律神経の乱れにともなう悪影響について解説していきます。

血流の悪化

自律神経が乱れると、血管が収縮して血流が悪くなると考えられています。血行不良になるのは、手足などの体だけでなく頭皮も同様です。そうして頭皮の血流が滞ることで、毛髪を作る毛母細胞に栄養が届きにくくなり、発毛が阻害されるおそれがあります。

自律神経というものは、昼間は交感神経、夜間は副交感神経と、働きが違うものです。昼は交感神経が働き活動的になるため、内臓や大きな筋肉に血液が多くなり、皮膚や毛根には少なくなっています。夜は副交感神経が働き、皮膚や頭部などの末梢の血流が良くなります。このリズムが乱れると、髪を作るための血流が悪くなってしまいます。

不眠症

自律神経の乱れによって、交感神経が優位の状態が続くと、睡眠への影響が懸念されます。交感神経が優位になると、体が覚醒状態となり、眠りにつきにくくなるためです。毎晩の眠りの質が低下し、不眠が常態化すると、睡眠不足で成長ホルモンの分泌が少なくなってしまいます。成長ホルモンは髪の成長に関わるため、結果として毛が育たなくなり、薄毛の進行に繋がることがあります。

睡眠の質を良くするためには、夜更かしをしないことです。遅くても12時までにはお休みになることを推奨します。この時間を守ることで、成長ホルモンが効果的に分泌されます。

身体(内臓)機能の低下

自律神経の乱れは、内臓の働きを低下させるともいわれます。内臓機能が低下すると、タンパク質をはじめとした栄養素の吸収率が悪くなってしまう点にご注意ください。髪を作る主成分のタンパク質が不足することで、健やかな髪の毛が作られにくくなり、髪質が細くなってボリュームが出なくなると考えられています。

自律神経の働きの一つに、内臓の働きを昼と夜によって変化させることもあります。パソコンや携帯などは夜遅くに使用することは控えるようにしましょう。

ストレスを解消するために取り組みたいこと

運動をする健康的な男性画像

薄毛につながる可能性があるストレスをできるだけ溜め込まないためには、どんな対策をするべきでしょうか。ここではストレス解消のために取り組みたいことをご紹介します。

定期的に運動やストレッチをする

運動やストレッチをして体を動かすと、適度な気分転換になりストレスが軽減します。その際は、快適に感じられる程度の運動強度が好ましいでしょう。

辛さを感じるような過度の運動は、かえってストレスが溜まる場合もあります。強度を調整して、無理なく楽しめるような取り組み方を心掛けましょう。

毎朝日光を浴びる

日光を浴びると、セロトニンの分泌量が増加します。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、ストレスを軽減して精神を安定させることで知られています。そのため、朝に日光浴をする習慣を付けると良いでしょう。

目安としては、起床後1時間以内に日光を浴びるのが効果的とされています。紫外線が気になる方は、紫外線量が少なめである朝早い時間がおすすめです。

家族や友人とコミュニケーションを取る

家族と会話する男性画像

親しい人との会話によって、ストレスが解消されることがわかっています。このように身の回りの方とコミュニケーションを取るのは、「ストレスコーピング」の手法の一種です。ストレスコーピングとは、ストレスに対処する行動のことで、そこでは悩み相談をはじめとして、周囲の人から協力を得る方法も有効とされています。人に悩みを打ち明けることを通して、不安や苛立ちといった感情に整理がつくことも。

昨今は新型コロナウイルス感染症の流行にともない、人と接する機会が大幅に減り、コミュニケーション不足に陥りがちです。意識してコミュニケーションを充実させてみてはいかがでしょうか。

趣味に没頭する

趣味のように夢中で楽しめることに没頭する時間は、ストレスの原因から解放された状態となります。日常から離れる時間を作り、一時的にストレスの原因を忘れられると理想的です。

「趣味が無い」という方は、アウトドアなものでもインドアなものでも、自分が何に興味があるのかを考えてみましょう。また、友人や家族の趣味に乗じてみることもおすすめです。

栄養バランスの良い食事を心掛ける

ストレスを感じるとき、体内ではカルシウム、マグネシウムといったミネラルやタンパク質、ビタミンなどさまざまな栄養素が消費されています。日頃の食生活でバランス良く栄養を摂取し、ストレスへの抵抗力を高めましょう。

好きな食べ物だけに偏ったり、過度に食べたりするのは栄養バランスの偏りやカロリー過多につながりますので、ご注意ください。ミネラル成分が多い食べ物として、根菜類、貝類、海藻類を多く摂るように意識すると良いでしょう。

マッサージでツボを押す

セルフマッサージによるケアを行い、ストレスの緩和が期待できるツボを押してみましょう。たとえば、ストレス対策には以下のツボがおすすめです。

合谷(ごうこく)のツボイラスト

合谷(ごうこく):手の甲側、親指と人差し指の骨が交わった部分にあるツボです(上図)。精神を落ち着けて、自律神経を正常化するといわれます。

百会(ひゃくえ)のツボイラスト

百会(ひゃくえ):頭頂部の中心付近にあるツボです。疲労回復やリラックス効果が得られるといわれます。

耳の周りも多くのツボがありますので、側頭部ももみほぐすようにマッサージしてください。ツボ押しのマッサージでは、気持ちが良いと感じられる程度の強さで押すのがポイントです。スキマ時間やリフレッシュしたいときに活用していきましょう。

自分なりのストレス解消法を見つけて薄毛を防ごう

ストレスがなく清々しい気持ちの男性画像

今回は、ストレスが薄毛につながる理由や、ストレスを解消するために取り組みたいことを解説しました。私たちは、仕事やプライベートなど日常の様々な場面で、少なからずストレスを感じています。ストレスと上手に付き合い、溜め込みすぎないためにも、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。ストレスは慢性的になりますと、自分では気づかないことがありますので、注意が必要です。

ストレスによる頭皮環境の悪化を感じる方は、ストレス対策と併せて薄毛予防のヘアケアを行うと良いでしょう。頭皮環境を整えるには、育毛に適したシャンプー・トリートメント・育毛剤を使い、セルフケアを続ける方法があります。また、薄毛専門サロンでヘアケアの施術を受けるのもひとつの手です。

炭酸ミストシャワー 育毛剤を皮膚の奥の細胞まで浸透させる スカルプブラシによるブラビングワークマッサージ

たとえば、スヴェンソンの薄毛専門サロンでは、本格育毛プログラムの「TIスカルプコントロール」が提供されています。サロンはプライバシーに配慮した個室を完備し、施術完了まで担当スタイリストにマンツーマンで付いてもらえるため安心です。薄毛の悩みを相談しやすい環境なので、日々抱えてしまっていた髪に関するストレスの解消にもつながります。

プログラムの内容としては、以下の6つです。

*血行促進
*頭皮軟化
*頭皮洗浄
*頭皮維持
*頭皮活性
*栄養補給

 

このコース内容には薄毛をカバーするデザインカットも含まれているため、生え際やつむじなど頭髪のボリュームが気になる方にもおすすめです。これから薄毛対策に取り組むなら、薄毛専門サロンでの本格的な施術も検討してみましょう。

スヴェンソンの「TIスカルプコントロール」について、詳しくは以下のページをご覧ください。

 

参考文献

https://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/nh004/
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-031.html
https://www.mhlw.go.jp/content/000561002.pdf
http://www.osaka-ganjun.jp/health/lifestyle/stress/more.html

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