【やくみつる #5】増毛と一緒に旅をする~秘境探検記 ノルウェー・スヴァールバル諸島篇~
漫画家/コメンテーター。1959年3月12日生まれ。桐蔭学園中学校、桐蔭学園高校、早稲田大学商学部卒業後に漫画家となり、1996年には第42回文芸春秋漫画賞を受賞。2011年よりスヴェンソン式増毛法(ウィッグ)をご愛用。
やくみつる

- 漫画家/コメンテーター
【生年月日】1959年3月12日
【経歴】桐蔭学園中学校、桐蔭学園高校、早稲田大学商学部卒業後、漫画家となる
【受賞歴】第42回文芸春秋漫画賞(1996年)
【増毛歴】2011年よりスヴェンソン式増毛法を愛用
かねがねスヴァールバル諸島が気になっていた。
ノルウェー本土のはるか北方、人間の定住地としては地球最北の地。地球儀で見ればほとんど北極の留め金の位置にそれはある。
かつては盛んに石炭を採掘し栄えたようだが、ご多分に洩れずそれは斜陽化。それから後はただただ荒廃した極北の島々。どんなに淋しい土地だろうかと想像していたが―――行ってみたら、全然違った。
出かけたのは6月。極端に高緯度の地域では夏場、太陽が沈まない。というか、傾きもしない。ほぼ同じ高さを保ちながら、地平と平行移動する。一日、日が煌々と差すため、そもそも暗いイメージはみじんもない。
人口の大半が集中するスピッツベルゲン島のロングイヤービエン(といっても人口2千人ほど)には、欧州各地から航空機や大型客船でドッと観光客が押し寄せるので、たいそうな賑わいとなる。
増毛でもボートの向かい風もなんのその
お目当てはそこを拠点に行われるクルーズで、諸島のあちこちを覆う大小の氷河が海に落ち込む絶景を眺めたり、海氷上のホッキョクグマをはじめとする野生動物の観察。さらにはゾディアックボートで上陸しての散策なども楽しむことができる。
諸島の南西沖まで暖流が北上しているため、夏の気候は緯度の割に温暖で、概ねヒト桁台。
フリースにダウンジャケットでは少々汗ばむほどで、まぁ、東京の冬とさして変わりない。北緯80度とは思えぬ「快適」さだ。
氷河颪(おろし)もへっちゃら
またスヴァールバル諸島はノルウェー本土とは別の税制が敷かれ、労働ビザも不要なため、住民も移民が多い。ロシアや北欧各地、近年はタイから移り住む人も目立つとか。
なので、同じ極北のグリーンランドあたりに保たれる独自の食文化はほとんど見られず、せいぜいがトナカイのハンバーガーくらい。今回のロングイヤービエンでの私のランチなど、ピザで済ませてしまったほどだ。
今回のクルージングは乗客数200人弱の中型船で、北極と南極を航行できるよう砕氷船仕様。豪華客船ほどではないものの、ホスピタリティーはまったく見劣りしない。
その船で一週間ほどスピッツベルゲン島の複雑に入り組んだ西岸を巡る。(ほかの海域は下記でも結氷しているため、この船でも航行不能)就寝時間帯でもホッキョクグマが出現すれば、船内放送でたたき起こしてくれ、まさに至れり尽くせりの極北クルーズ。
もちろん、氷河颪はそれなりに吹くが、スヴェンソンのおかげで気にもならなかった次第。
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公開日:2022/06/10