増毛がもたらしてくれた自信とは!?苦難を乗り越えてつかんだ逆転人生!

株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。

ビジネスマンが飛躍していくイメージ

明るくて笑顔が絶えない彼は、現在46歳。「20代に、だいぶ苦労しました」と懐かしそうに話してくれる。さまざまな壁にぶつかったと言う彼。今は、とても幸せそうだ。

彼は一体、どのようなことを経験してきたのだろうか?増毛をきっかけに、どう人生が変わったのだろうか?今の心境や昔の思い出を、包み隠さず話してくれた。

自信が持てず、ネガティブの連鎖の日々。

「増毛して一番良かったことは?」と聞かれたら、僕は間違いなくこう答えるだろう。「前向きになれた」と。正直、増毛をしていなければ今の自分はいなかったと思う。そのくらい、増毛は僕の人生において、大きな影響を与えてくれた。

僕が薄毛を意識し始めたのは、ちょうど大学生の時だった。周りから指摘されることはなかったが、同級生と比較すると明らかに髪の毛が少なかった。それは、行きつけの床屋に行くのも嫌になるくらい。「どうしますか?」と聞かれても、答えようがなかったのだ。心の中では、「もう聞かないでくれ」と思っていた。

薄毛が原因で、僕はさまざまな壁にぶつかった。例えば、就職活動の時。薄毛のせいか、「新卒の雰囲気」が全くなく、どこからも採用されなかった。もちろん、見た目だけが理由ではない。そもそも、僕には自信というものがなかったのだ。そのため、面接でも前向きな発言ができず、自分のネガティブな気持ちを正直に話していた。結果、なかなか内定がもらえなかった。

採用面接に向かっている姿

就業タイミングに増毛を決意、そして。

そんな僕に人生の転機が訪れたのは、2003年、僕が29歳の時だった。ある女性に仕事を紹介してもらい、やっと定職に就けたのだ。学生の頃から苦労してきた就職活動。一つ、学んだことがあった。それは、「見た目も大事」だということ。この考えが後押しになり、僕は入社するタイミングで増毛を決意した。

試してみたのは、編み込むタイプのカツラ。あまり記憶にないが、確かテレビの宣伝で知ったのだと思う。「外さないで良い」というキャッチコピーに惹かれ、僕は興味を持った。増毛デビューをしてから17年経った今でも、愛用している。

増毛をしてから、人生は良い方向に変わっていった。仕事をする上でも、人と関わりを持つ上でも、自信がついたのだ。定職に就けたというのが何よりも大きなモチベーションだったが、薄毛という悩みが消えたおかげで、仕事が楽しめるようになった。

オフィスの自席でほほ笑む男子絵

襲いかかる苦難の数々を乗り越えて。

しかし、入社して半年後に新たな問題が。その年の12月に、僕を紹介してくれた女性が亡くなったのだ。彼女は、僕が担当している業務の前任者。入社してわずか半年で、僕は何も分からないまま、独りになった。

会社が小さく一人一人に大きな責任があったため、仕事を教えてくれる人は誰もいない。これからどう仕事をするのか自分で考え、決断を下し、実行しなければならなかったのだ。1年くらいは、だいぶ苦労した記憶がある。当時、実家で暮らしていたが、両親によると僕はため息ばかりついていたそうだ。

正直、あの時にもし増毛をしていなかったら、会社を辞めていたと思う。増毛したおかげで自信が持て、気持ちも前向きになったのだ。だからこそ、どんなに大変でも仕事が頑張れた。

だが、僕の苦労はまだまだ続いた。今からちょうど3年前、今度は違う同僚が亡くなったのだ。彼女は僕と似たような業務を大阪の本社で担当していたため、僕にとっては相棒のような存在だった。そのような人が亡くなったことは、当たり前ながらショックな出来事。そして、仕事の量が一気に増えた。彼女の業務も僕が担当することになり、いつも以上に忙しい日々が続いた。

頭頂部を見せる男性

自信を持つということ。そしてつかんだ幸せ。

この時も、やはり頑張れたのは、自信のある自分がいたから。大きな壁を二つ乗り越え、僕はだいぶ強くなった。

今では「寝癖が面倒くさい」など、薄毛だった頃には考えられないような悩みを抱えている。だが、これは間違いなく幸せな悩みだ。

ちなみに、僕がカツラを着けていることを職場の人はいまだに知らない。そして、聞かれたこともなければ、噂になったこともない。そのくらい、今のカツラが自分に合っているのだと、信じている。

さまざまな苦労があったが、今はとても幸せだ。縁のなかった結婚まで、実は予定している。少し前に、体の弱った保護猫を飼い始めたことがきっかけだ。頻繁に病院に通っているという話を、お世話になっている保険の外交員の方にしたのだが、その方こそが僕と婚約者の恋のキューピット。彼女は知り合いの女性に「猫が好きな優しい独身男性がいる」と話したそうで、その女性の娘さんを紹介してくれたのだ。

ねこ

自分に自信が持てると、いつしかそれが強みに変わる。増毛したことが直接仕事や結婚に繋がった訳ではないが、僕の行動や決断には大きな影響を与えた。これからも、自ら幸せを掴み取りたいと思っている。


この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。

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公開日:2020/03/10

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