2022年5月号

2022年5月号

紫外線によるつむじ・頭皮の日焼けで薄毛になる!?

太陽の光を浴びると、皮膚と同様に頭皮も日焼けします。日焼けは軽いヤケドを負っている状態なので、頭皮にかなり負担がかかっていると言えます。

この状態が悪化すると薄毛の原因になり得るので、紫外線には注意が必要です。

それでは、紫外線が頭皮や髪に与える具体的な症状について、ご紹介します。

①光老化

通常の老化とは違い、年齢に関係なく紫外線を大量に浴びることによって起こります。紫外線が皮膚にあたると、コラーゲンを減少させたり、エラスチンという肌に必要な細胞を破壊することで、肌にハリがなくなってしまい、毛穴がゆがんで狭くなってしまう恐れがあります。

ゆがんだ毛穴からは通常の太い髪ではなく細い髪しか伸びてこなくなってしまうので、髪の密度が低くなり、ボリュームが少なく見える原因となるのです。また、症状によっては髪の毛が縮れてしまう可能性もあります。

②乾燥

紫外線によって日焼けすると、頭皮が乾燥しやすい状態になってしまいます。それにより頭皮にかゆみフケを発生させる原因となります。

また、太く健康的な髪を作り出すためには、頭皮が乾燥しないように潤いが必要です。頭皮が乾燥し、皮膚のバリア機能が低下している状態では外的刺激に弱くなり、炎症を引き起こしたり、時に抜け毛にまで進行する可能性があるので注意が必要です。また、健康な髪が伸びることができず、細く弱い髪の毛が生えてしまう可能性もあります。

③脱色

紫外線には、メラニンを分解する作用があります。髪を黒くするためには、髪の生成の際にメラニン色素が必要です。紫外線対策をせずに髪に紫外線が当たり続けてしまうと、黒い髪が脱色してしまう恐れもあります。

④髪質の劣化

紫外線があたると髪の毛の成分である「シスチン」が酸化し、「システイン酸」に変化します。システイン酸は髪の毛をもろくするため、システイン酸が増えると髪へのダメージが増加してしまいます。また、紫外線によってキューティクルがダメージを受けることで、触り心地やツヤも悪化します。

これらの症状を防ぐためにも、紫外線が原因の日焼けからつむじ・頭皮や髪を守り、薄毛予防をするための対策について、以下の4点をおさえておくようにしましょう。

紫外線からつむじ・頭皮を守る方法
①帽子をかぶる
②日傘を使う
③頭部に使える日焼け止めを使用する(手軽に広範囲に使えるスプレータイプがおすすめ)
④髪の毛の分け目を変えて同じ部分への集中的な紫外線ダメージを防ぐ