【丹羽孝希】アスリートはヘアケアやヘアセットをどうしている? 卓球男子日本代表の丹羽選手に聞いてみた

【丹羽孝希】アスリートはヘアケアやヘアセットをどうしている? 卓球男子日本代表の丹羽選手に聞いてみた

卓球男子日本代表として、三大会連続でオリンピック出場が決定している丹羽孝希選手。

世界一を視野に入れて戦うトップアスリートとして来る世界最高峰の舞台への思いを馳せながら、国内ではTリーグ強豪チームの一員としてTリーグで活躍しています。

「もう26歳。一つひとつの大会に全力を尽くしたい 」

――2月27日にTリーグの2020−21シーズンが終了しました。心境はいかがですか?

丹羽選手:優勝を目指してやってきたのですが、チームは3位で終わりました。目標を達成できなかったので悔しいですね。

――卓球競技も新型コロナウイルスの影響を受けたシーズンでした。Tリーグを戦う中でやりにくさなどもありましたか?

丹羽選手:開幕当初はリモートマッチだったんです。プロリーグとしてTリーグができたからこそ無観客となったときは、いつもよりもやりがいが感じられなくなった部分はありましたね。やっぱり観客の皆さんがいたほうが良いパフォーマンスを発揮できると思いますし、モチベーションも変わるなと実感しました。

――練習なども苦労されたと思います。

丹羽選手:僕はTリーグのチームに在籍していますが、Tリーグの場合、拠点は別の地域において、試合のときに選手が集まるということが少なくありません。僕も拠点は東京で、普段の練習はナショナルトレーニングセンターで行っているんです。

確かに、昨年の春ごろはコロナの影響が大きく、利用もすごく厳しい状況でした。満足に練習することができなかったんですよね。でもそうした状況下でも(所属のグループ会社である)タクティブの施設を使わせてもらえたので、練習は十分にできました。困っている選手も多かったと思いますが、卓球場を使えたことは大きかったですし、しっかりと練習ができたと思います。

――その間には大会中止や延期も相次ぎました。モチベーションの維持はどのようにされていたんですか?

丹羽選手:やっぱりつらい思いもありましたし、モチベーションを維持することが難しかったです。でも昨年の11月からTリーグが始まったことは大きくて、試合をすることによって徐々にモチベーションが上がっていきました。リーグで15試合ぐらいプレーできたことによって試合感も問題ないなと感じています。それに、コロナ禍で過ごして約1年。今は、これが当たり前というか自然になりましたね。

――リーグが終了してすぐに、カタールでの国際大会にも参加されています。

丹羽選手:卓球はオフシーズンがないのでなかなか休まる期間がないんですよね(苦笑)。

でも、国際大会がこれだけ少ない中で、大会が開催されて、それに参加できるのでうれしい気持ちが強いですね。コロナの影響で、ここまでは日本人選手としか対戦していないので、世界の強い選手と戦いたいという思いがあるんです。

――世界というと、卓球は中国が強いというイメージですが、やはり強敵ですか?

丹羽選手:僕が中3のときに日本代表に選ばれてから、中国はずっと世界一。すごく強いですよ。

――そこを倒して「僕たちが一番に!」という気持ちもあると思います。

丹羽選手:そう思って10年間くらいやってるんです…でも、なかなか壁は厚くて。ただ、世界を舞台に戦う大会はだいたい一発勝負。普段負けている中国の選手にも必ず勝つチャンスがあります。僕ももう26歳で、卓球界ではベテランです。あと何年、国際大会で戦えるかも分からないからこそ、一つひとつの大会に全力を尽くしたい。やっぱり、世界最高峰の舞台で結果を出したいですね。

「卓球の魅力は相手との読み合い。僕はそれが好き」

――丹羽選手はこれまでに何度も国内外の大会で表彰台に立っていますが、どんな姿を皆さんに見せたいですか?

丹羽選手:一番は結果です。結果がすべてのスポーツなので、良いプレーをしても勝たないと意味がない。つらい部分もありますけど、だからこそ結果が一番ですし、見てほしい部分なんですよね。

――プレー面ではいかがですか?

丹羽選手:よく聞かれる質問ですが、答えるのが難しくて…いつも困るんです(苦笑)。うーん、でもカウンタープレーは得意かな。僕は体が小さいので前に出てプレーをするんです。それは男子では珍しいので、そういうプレーに注目していただけたらって思います。

――卓球はすごいスピード感がありますが、その中で考えながら前に出ていくんですか?

丹羽選手:ラリーが始まるまではすごく考えるんですけど、ラリーが始まると反射神経や今まで練習してきた積み重ねで勝手に体が動いちゃうんですよ。

なので、考えながらというよりもパンパンパンパンって反応していく感じに近いかなと思います。そこで相手との駆け引きなどが出てくるんですよね。ここに打ったら、ここに返って来るだろうというイメージが浮かぶときもあって、それは面白さの一つだと感じています。

――そのイメージどおりになることは多いですか?

丹羽選手:イメージどおりになるときは、勝っていますね。ただ、強豪選手になると、さらにその上をいく“読み”をしてくるんですよ。僕が思う卓球の魅力は、そういう読み合いの部分。相手との距離がすごく近いスポーツなので、心理戦とか、頭をかなり使います。でも、そうした読み合いが僕はすごく好きですね。

――その卓球でプロになろうと思ったのはいつ頃でしたか?

丹羽選手:父の影響で卓球をはじめて、小6のときに全国大会で優勝することができたんです。それが一つ大きな出来事で、中学は強豪の青森山田中学高等学校に進みました。卓球で進学したこともあって「がんばっていこう」と思いましたし、大学に入るころはプロになることを決めていました。日本代表のトップの選手はみんなプロになっていましたし、自然とそういうふうになるんだろうなと思っていたんですよ。

――現在はプロ選手として活動し、スヴェンソンに所属しています。

丹羽選手:スヴェンソンの兒玉圭司会長は明治大学の先輩で卓球部の総監督。兒玉義則代表取締役社長も明治大学OBです。そうしたご縁がある中で、僕自身が用具をVICTASに変えたタイミングなどが重なって所属することになりました。スヴェンソンという企業のことはもちろん知っていましたし、僕が所属する前に岸川(聖也/元日本代表)さんなども所属していたので、卓球界ではすごく有名な企業なんですよ。

「ヘアライズTIスカルプシャンプーを使いはじめてすぐにサラサラになった」

――スヴェンソンはヘアケアの事業をしているので、ここからは話題を変えて、丹羽選手のヘアケアなどについても聞かせてください。髪型にこだわりはありますか?

丹羽選手:こだわりは「あえて髪のセットをしないこと」です。試合や練習では汗をかくのでタオルでゴシゴシ拭きますし、ユニフォームも着替えることが多い。そのときにワックスなどで整えた髪型が崩れたままのほうが僕は嫌なんです。でも、試合の前とかに髪型をセットしている選手は多いですけどね。みんなちゃんとセットしていて、崩れないのはすごいなと思います(笑)。

――セットをしないとなると、ヘアメンテナンスのサイクルも早いですか?

丹羽選手:だいたい月に1回くらいですね。海外遠征や国際大会がだいたい月に1回くらいあるので、その出発の前に切りに行くような感じです。

――海外では水質なども違うので、髪が傷むといったような困ることがあると聞きます。

丹羽選手:それはありますよ。硬い水の場合や海外のシャンプーを使うと、髪の毛がパサパサになりますね。なので僕は、普段使っているスヴェンソンの「ヘアライズTIスカルプシャンプー」を持って行っているんです。

――ありがとうございます!使用感はいかがですか?

丹羽選手:すごく使い心地が良いですよ。実は、それまでシャンプーにこだわりもなく、コロコロ変えていたんですけど、このシャンプーを使い始めてすぐに髪の毛がサラサラになったので、それからずっと愛用していて、おすすめです(笑)。

――「ヘアライズTIスカルプシャンプー」を最初に使ったときのことは覚えていますか。

丹羽選手:すごく覚えてますよ。スカルプシャンプーというのは聞いたことがあったんですけど、本当にシャンプーにこだわりがなくて、気になるけど使うまでには至りませんでした。そんなときに「ヘアライズTIスカルプシャンプー」を使わせていただく機会があって、少し高級なものを使えるワクワク感があったんです(笑)。

それにシャンプーの良さって、使い始めてすぐが一番分かると思うんですけど、本当にサラサラになって、すごく良いなと思いました。しかもこれはリンスなしでもサラサラする。僕は髪質が細い方なので、シャンプーだけでハリやコシが出るような感覚を得られたのも、愛用するポイントになりましたね。

髪の毛にまつわる話なので、僕からも質問なんですが、髪の毛を乾かすのはドライヤーを使ったほうがいいですか?

――そうですね。ドライヤーをする時間があれば早く乾かしたほうがいいです。濡れたまま放っておくのが髪には良くないですよ。

丹羽選手:そうなんですね。じゃあ、ドライヤーを使います(笑)。どちらかというと髪の毛が細いので、将来が心配なところもあるんです。だから、そういうヘアケアもすごく気になりますね。

――「ヘアライズ」シリーズには他にも「頭皮ケアを根本から考える」ヘアケア商品があるので、薄毛対策にもちょうどいいかもしれません。

丹羽選手:薄毛対策やヘアケアについては、他にも気になる部分があります。例えば、ヘアケアのタイミングとか。今、26歳なんですけど、そういうケアはいつ頃から始めたらいいのかなって思っていて。

――ヘアケア時期については若い頃からケアをして、早すぎることはないですよ。

丹羽選手:そうなんですね!ヘアケアとか、ウィッグにしても、これまではもっと年輩の方がやるものだというイメージが正直ありました。でもそういうことであれば、育毛剤とか、他の商品も含めてちゃんとやっていった方がいいですね。

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「清潔感を保つことは意識している」

――それ以外に気になることはありますか?

丹羽選手:これはケアや悩みとは少し違いますが、頭頂部の髪の毛が寝癖みたいに立ってしまうんです。寝癖と間違われることも多いので、それが気になります。でも、そのまま試合に出ているんですけどね。

――そうなんですね。今の短いヘアスタイルがすごくお似合いで、気づきませんでした。

丹羽選手:実は中学生のときぐらいから、ずっとこのヘアスタイルなんですよ。少しだけ明るめのカラーリングはしたことがありましたけど、思い切ってスタイルを変えようという勇気もなく…パーマをかけたらどうなるかな?とか、坊主にしたらどうかなとか…そういうのは考えたりしますけど、でも絶対にやらないな(笑)。

やっぱり大きな大会やメディアに出させてもらう機会が増えていることもありますし、スヴェンソンに所属していることもあって、清潔感を保とうというのは意識しているんですよね。

――プロアスリートとして“見られること”は、意識される部分だと感じます。では最後に改めて、読者の皆さんや卓球ファン、丹羽選手を応援する多くの皆さんにメッセージをお願いします!

丹羽選手:はい。いつも卓球を見て、応援してくれてありがとうございます。世界の舞台で戦う機会には、全力でメダルを目指してがんばりますし、卓球界の注目度も上げられるようにしていきたいなと思っています。これからも、引き続き応援をよろしくお願いします!!

 本記事は髪コトサイト内掲載中の記事を再編集して掲載しております。