パーマは薄毛に安心?パーマ液がもたらす頭皮への影響について

株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。

薄毛や抜け毛対策として、パーマやヘアカラーをおすすめされることが多いようです。とくにパーマは、髪のボリュームを増やすことができるので、薄毛に悩む方に最適のような気がしてしまいます。ただ、パーマは頭皮によくないともいわれることがあるのですが、実際はどうなのでしょうか。これ以上薄毛になるのは避けたいですよね。ここでは、パーマが頭皮に与える影響についてご紹介します。

薄毛の人はパーマやヘアカラーで隠す人も

薄毛になってしまうと、髪全体のボリュームがなくなってしまい、頭皮が見えやすくなります。できるだけ薄毛に見えないようにパーマで対策する人は非常に多いようです。パーマにより、髪に人工的な癖をつけることで、髪全体のボリュームを増やすことができます。これによって、薄毛によって髪全体のボリュームが減ってしまった場合でも、ボリュームアップを実現して、薄毛に見えないようにすることができるでしょう。

さらに、同時にヘアカラーをして明るい髪色にしておくことで、薄毛の隙間から除く地肌を目立ちにくくすることができます。このように、薄毛で悩む方々はパーマやヘアカラーを駆使して隠している人もめずらしくありません。

パーマ液の成分とは

しかし、「パーマをすることによって、逆に髪や頭皮によくない」といううわさを聞いた方もいることでしょう。そもそもパーマをする際に使用するパーマ液は、どのような成分なのでしょうか。パーマ液で使われる成分のうちの一つは、非常に強いアルカリ性の成分で構成されています。

一方、頭皮の成分は弱酸性なので、パーマ液を使うことで髪の上で化学反応が引き起こされやすいようです。このアルカリ成分は、一般的なパーマ液で1液と呼ばれるものであり、チオグリコール酸アンモニウム塩などの成分が使われています。

パーマ液は、もう1種類の薬剤を用いており、2液と呼ばれる臭素酸ナトリウムや臭素酸カリウムなどが使われます。この2種類の液を用いてパーマが行われます。

髪が細くなってしまう理由

出典 https://itchy-ddy.net/archives/537

パーマを継続していると、髪が細くなってしまうと感じている方もいます。これは、実際にありえる話といえるでしょう。1液として使われるチオグリコール酸アンモニウム塩などは、髪の成分の結合を切り離す作用があります。これによって癖をつけやすくすることが可能です。しかし、当然ですがキューティクルも開いてしまいます。

このときに、髪の中心部であるメデュラという組織を覆っているコルテックスという成分が、開いたキューティクルから流れ出てしまうことがあるのです。そして、2液である臭素酸ナトリウムや臭素酸カリウムなどを用いて再結合を促す際に、コルテックスが失われた状態で再結合されてしまいます。

これが原因により、髪の毛が全体的に細くなってしまい、ボリュームが失われる原因となります。

パーマ液が頭皮に与える影響

パーマ液による頭皮への刺激

パーマをすることによって、髪にダメージを与えてしまい、さらに髪が細くなってしまうリスクがあります。しかし、パーマによる影響は髪だけではなく頭皮にもあります。パーマで使われる1液チオグリコール酸アンモニウム塩などは、非常に強烈なアルカリ成分です。

これが弱酸性である頭皮についてしまうと、非常に大きなダメージを与えてしまいます。実際に、パーマをかけたことがある方なら、1液で処理をしているときに頭がチクチクと痛みを感じたことがあるでしょう。これは、化学反応によって弱酸性の頭皮がダメージを受けてしまっているのです。

何度もパーマをしたり、長時間刺激を受けたりしてしまうと、炎症が引き起こされるリスクが高まっていきます。炎症を起こしてしまった部分の脱毛が引き起こされる可能性があるので、注意が必要です。

正しいケア方法とは

ここまでご紹介したポイントによって、頻繁にパーマをすることは髪にとって良くないことがわかりました。しかし、パーマによりボリュームアップをすることで薄毛を目立ちにくくすることができるのも事実です。パーマをして薄毛隠しをしたい場合は、パーマをした後の適切なケアが重要となるでしょう。
まず、パーマをした当日はシャンプーをあまりしないようにしましょう。パーマ直後の髪や頭皮は、非常に敏感になっています。シャンプーをしすぎてしまうと、頭皮の乾燥や髪に傷をつけてしまうリスクがあります。とくに刺激の強いシャンプーは避けるようにしましょう。

また、シャンプーやブラッシングの際に必要以上に頭皮に刺激を与えないことも重要です。どうしてもシャンプーが必要な場合は、刺激が少ないものやアミノ酸系シャンプーなどの保湿効果に優れているシャンプーを使い、優しく洗ってあげるようにしましょう。

まとめ

パーマは、ヘアカラーと同様にボリュームアップ効果による薄毛対策をすることができます。ただし、非常に強いアルカリ性の薬剤を用いるため、髪や頭皮にダメージを与えてしまうリスクがあるでしょう。さらに、キューティクルを開くことで髪の成分が外に流れ出して、髪が薄くなるリスクもあります。そのため、薄毛対策としてパーマをする場合には、ご紹介したポイントに気をつけながら、髪をいたわっていくようにしましょう。

記事の参考URL

https://www.menshealth-tokyo.com/aga/aga_column_02/report08.html
https://ikuikumoumoushampoo.com/perm

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