静電気は髪の大敵!静電気対策で薄毛も予防

株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。

年も明けて、晴れ晴れとした気持ちですね。
東京では初雪も観測され、寒さが身にしみる季節になりました。
寒い冬は乾燥しやすくなりますが、ドアノブを触ったり、セーターを着たりするときに「バチッ」とくる静電気が起こりやすい時期でもあります。
静電気といえば子どもの頃、下敷きを使って髪を擦り、静電気で逆立てる遊びをしたことがあるかもしれませんが、実は髪や頭皮に悪影響があるって知っていましたか? あの遊び、髪を傷つけてたんですよ。今回は、静電気が髪に与えるダメージについてご紹介します。

静電気が髪に与えるダメージ

静電気は髪の表面を守るキューティクルを傷つけます。このキューティクルとは髪の一番外側を覆う、ウロコ状に5〜6枚重なるたんぱく質の層のことです。普段は、この層が髪に含まれる水分やたんぱく質などの流失を防いでいます。
しかし、キューティクルがはがれ、水分やたんぱく質といった栄養が失われると、髪はダメージを受けやすくなります。そうなると髪が抜けやすくなったり、抜けた衝撃で頭皮が炎症を起こしやすくなったりと、髪自体が弱くなってしまうのです。結果、髪の成長が妨げられ、再び抜けやすい髪が生えてくるという悪循環に陥ります。
また、発生した静電気は毛先から毛根へと伝わっていきます。これにより、毛根や頭皮がやけど状態になり、髪の生成を妨げるのです。
他にも、静電気は頭皮にチリやホコリといった汚れを引き寄せてしまいます。これらの汚れには病原菌が付着している場合もあり、髪の毛穴から体内へ入り込み、炎症などを引き起こす頭皮トラブルに繋がってしまう可能性も考えられます。

静電気から髪を守ろう!

静電気を最も簡単に防ぐには、ドラッグストア等で購入できる静電気スプレーを使う方法が挙げられます。
しかし、それだけだと根本的な解決になりません。静電気の原因として挙げられるのは、
髪の乾燥
や水分不足です。これらに対処することは静電気を防ぐだけでなく、抜け毛予防にもつながるのです。根本的な解決に取り組んでみましょう。

シャンプー

髪に優しいシャンプーとして、
天然のアミノ酸を使用したシャンプー
を以前紹介しましたが、冬の厳しい乾燥から髪を守るには、保湿成分が含まれたシャンプーやトリートメントを使うのも良いでしょう。価格が従来のシャンプーより、高価になってしまうので、余裕のあるときに使ってみるのも良いかもしれませんね。

ドライヤー

乾かす際はドライヤーだけで乾かそうとせず、まずはタオルドライで髪の水分を拭き取りましょう。タオルで髪を軽くはさむことで、キューティクルを傷つけることなく、水分を拭き取れます。ドライヤーを使用する際も15cm以上離して、あてる時間を短く、全体的にまんべんなく乾かすことで、髪へのダメージを最小限にできます。

ブラッシング

乾燥した髪を梳かすと静電気が発生しやすいので、霧吹きなどで軽く湿らせたら、毛先から順に根元へと梳かしていきましょう。プラスチックのブラシを使うと静電気が発生しやすいので、豚毛や猪毛などの獣毛ブラシ、つげ櫛がおすすめです。

ハンドクリーム

少量のハンドクリームを手に馴染ませて、髪の毛先を手櫛で梳かすと静電気を抑えることができます。つけすぎるとベタベタになってしまうので、手に付けた後に軽く撫でる程度が良いでしょう。

エアコン温度

エアコンを使うと部屋が乾燥しやすいので、注意が必要です。暖かい空気は上昇してしまうので、エアコンを利用していると足下が寒く感じ、つい温度を上げてしまいますよね。しかし温度を5度上げると湿度は10%も下がってしまい、室内が乾燥状態になります。エアコンを利用する際は、同時に加湿器などを利用しましょう。加湿器がない場合は水を入れたコップや、濡れタオルを干しておくと部屋の湿度をある程度調節できますよ。

最後に

冬の間に静電気によって髪のダメージが蓄積しないように、普段から髪の水分を意識することが大切です。
春先まで静電気の起こりやすい乾燥した時期は続くので、うるおいある髪を保ちましょう。

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