増毛がもたらしてくれたもの。起業や妻の他界を乗り越えて

株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。

Happy Retirement
会社を起こした40代になって、薄毛を気にするようになった。社長業は第一印象が大事。だが人目が気になってしまう。
年をとっているようには見られたくないから、ふりかけタイプの増毛法を試したり、いとこの床屋でカツラも作った。

そんな時間を過ごしていたが、髪のことも支えてくれた家内が病に伏せ、ケアに不安が募っていく。そこで増毛を決意した。最初こそ違和感を感じたが、徐々に馴染み、人目が気にならなくなったことで、仕事に集中できるようになった。
それから20年近くが経つ。第一線は退いたが、70代半ばに入り、「増毛したんだから、もっともっと出掛けないと」と、セカンドライフを楽しむ日々を送っている。

起業と同時に進む退毛、不安な第一印象

40代に入り、髪の毛がどんどん抜けるようになった。枕についていたり排水口に溜まったり…。ドライヤーをかけるのも、気が気じゃなかった。

この時期は、会社員を辞めて会社を起こしたとき。社長という立場になり、第一印象や人目は、それまで以上に気になった。

スーツの男性

そんな私のことを察してか、家内が通販などで育毛剤を買ってくれたが、それほど効果は感じられない。それでも薄毛は気になるし、年をとって見られるのが嫌だった。

増毛スプレー、そしてカツラ注文

そこで、ふりかけタイプの増毛スプレーを使うことにした。いつも家内が整えてくれるのが支えだった。そんな時間が5〜6年過ぎたころ、家内が体調を崩してしまった。「これからどうしよう」と思っていたところで、いとこがやっている床屋でカツラを作ってもらうことにした。

だが、これが…着けるとすぐに分かるものだった。とても高価だったが、結局一度も着けずに終わってしまった。

スタッフ自身がカツラを!?その技術に驚く

その後、家内と一緒に行った病院であるカツラメーカーの存在を知った。資料請求に付いてきたビデオテープを見ると、すごく自然で良さそうだったので電話をしてみると、自宅に訪問をしてくれたのだ。

提案を聞く夫婦

一番驚いたことは、実際に来てくれたスタッフから「自分はカツラをしている」と打ち明けられたことだ。私は言われるまで全く気付かなかった。

実は、大手メーカーのカツラを着けている知人が居たのだが、見てすぐそれとわかってしまうほど不自然だった。その後その知人は1年足らずでカツラ使用をやめてしまったと聞いた。

そんな経緯を見ていたから、自然に見えることは重要だし、決め手になった。

現役引退、妻の他界。そして…

ただ、実際に着けてみると、着けた当初は毛の量が多く感じ、自分でも違和感を感じていた。周囲にはカミングアウトをしていたが、みんなもそれは感じていたようだった。

それでも、自分で納得して着けていたから気持ちはとても楽になった。

何より、対人でも人の目線が気にならなくなったのは大きい。仕事もより集中してできるようになり、その後の現役生活を支えてくれた。

電車に乗る男性
今でこそ仕事の第一線を退いたが、増毛をやめるつもりはない。セカンドライフを楽しめる要因だからだ。家内が天国に旅立ち寂しい気持ちが広がる中でも、いろいろな人と会いラオケや食事に出掛けていけるのは、外見が変わって若さを保てていることが大きいし、こういう交流を積極的に出来るのも、増毛のお陰だと思う。

せっかく増毛をしたのだから、いろいろな会合や人の集まる場にも行かないともったいない。これからも家内の分まで、明るく楽しくセカンドライフを送れるようにしたい。


この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。

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公開日:2020/05/13

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