増毛したら結婚できた!?薄毛によるマイナスイメージからの脱却

株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。

「40代、50代でも髪の毛にボリュームがあるのは、かっこいいですよね。若い時から、『かっこいい大人』への憧れがありました」

そう語る男性は、現在56歳。20代の時に薄毛を意識し始め、周りの人からもショックな指摘を受けたという。悩み始めた当時、カツラメーカーの育毛の施術を試したものの効果は感じられず、1年後には増毛を決断したという。

かっこいい大人になりたい。異性から好印象を持たれたい。

そんな願いを抱いていた男性の、増毛との出会いの物語。

「これは心配だね」床屋で抜け毛をまじまじと見せられて…

シャワーを浴びる男性

私が薄毛を気にし始めたのは、24歳くらいのとき。シャワー中の抜け毛が多く、以前よりも抜け毛が増えていることが明らかだった。シャワーを出て鏡を見ると、地肌も目立った。

当時は、どちらかというと肉体労働で、昼夜問わず仕事をやっていたため、生活習慣が乱れていたのは間違いない。それが原因で抜け毛が発生した可能性はあるが、家系にあまり薄毛がいなかったため、正直驚いた。気づけば、仕事ではなく髪の毛が薄くなることに対してストレスを抱えるようになっていたのだ。

「自分が薄毛だ」というのは、明らかに思い込みではなかった。というのも、周りに指摘されたのだ。職場の人からは休憩中に「将来、危ないな」と言われたことがある。笑ってごまかしたが、20年以上経つ今でも記憶に残っているほど、ショックだった。

薄毛が気になって、学生の時から通っていた馴染みの床屋さんに行けなくなった時もあった。それで新しい床屋に行った時も「お兄さん、ずいぶん髪が抜けちゃうね。ほら、こんなに」と抜け毛をわざわざ見せられた。

更には、「これは何とかしないと将来心配だね。育毛剤を塗っとくよ」と言われたのだ。心が痛むような言葉だった。無神経な人だとも思ったが、髪のプロにそう言われるとかなり響くものがあった。

若いのに薄毛であるがゆえの悩みと育毛対策

HOPE

若いのに薄毛になると、それなりの悩みが出てくる。例えば、私はこれから女性とお付き合いをしたり、将来的には結婚したいという願望があった。だが、薄毛だと異性からの印象が悪くなる。薄毛のせいで、恋愛がマイナススタートするのは嫌だった。

そして何よりも、「かっこいい大人」になりたかった。もちろん、薄毛でもかっこいい男の人がいるのは分かっている。だが、当時の私は40代、50代でも髪の毛にボリュームある人がかっこいい大人だと思っていたのだ。

そこで私は、とあるカツラメーカーの育毛コースに月1で通うことにした。正直、カツラは抵抗感があり、そもそも増毛するほどの薄さでもなかったため、「今なら薄毛が改善できる」と期待していた。

しかし、正直全く効果が感じられなかった。育毛コースは電気で頭皮を刺激するという内容だったが、「育毛ってなんなんだ?」とすら疑問を抱いた。

増毛することになった2つのきっかけ

相談

スタッフに相談した結果、育毛コースではなく増毛を勧められたが、私にはその費用が高すぎた。だが、このことをきっかけに、私は増毛を検討し始めたのだ。

そして1年後、28歳の時に別のカツラメーカーを知り、着脱しなくていい地毛に編み込むタイプのカツラに出会った。たまたま広告で見かけてから気になり始め、緊張しながらメーカーに電話をし、資料を送ってもらうことに。

届いた編み込みのカツラの資料を受け取り確認してみると、想像していたカツラとは全く違うものだった。「着脱がいらないうえに、泳げる…?」更に興味を持ち、話を直接聞きに行くことにした。

初めて店舗に行ったのは、確かその年の6月。実際にそのカツラを愛用しているスタッフが対応してくれた。本当にこれはカツラなのだろうかというほどに、すごく自然で、着けていることが全く分からなかった。カツラに対する抵抗感はまだ多少残っていたが、「これなら」と思い私は増毛を決心したのだ。

増毛したことで恋愛面に変化が。ベストパートナーと出会えたのは

カップル 夫婦

いざ増毛してみると、普段の生活の中でさまざまな変化が現れた。例えば、電車の中で座っている時、人の視線が気にならない。前よりもアクティブになり、人前に出る回数も間違いなく増えた。人と関わることも、嫌ではなくなったのだ。また、もともと黒や紺など目立たない色の洋服が好きだったのだが、増毛してから気持ちが明るくなったからなのか、洋服の色も明るくなった。

もちろん、恋愛面でも変化はあった。増毛する前は女性とのお付き合いもあまり経験がなかったのだが、増毛してからは積極的にアプローチができるようになった。

「薄毛」というデメリットがなくなったからこそ、行動に変化が出たのだろう。妻と巡り合い、結婚できたのも、増毛したことによる自信の変化が要因の一つだと思う。

増毛後の恋愛となると、相手にどうカミングアウトするのかというのが大きな悩みどころだ。私は37歳の時に今の妻と付き合い始め、38歳に同棲を始めた。そのタイミングで、彼女に「増毛しているんだ」と話したような気がする。

確かに勇気は必要だったが、結婚を意識していて一緒に生計を立てていたため、言うしかなかった。彼女の反応は「あ、そうなんだぁ」のみ。ショックを受けているような様子は特になく、こんなもんなんだなと思った。

編み込み式のカツラを愛用し始めてから28年経つが、60歳手前の今でも、私はこのカツラを手放すつもりはない。このカツラは、私が若い時から持っていた「かっこいい大人」への憧れを叶えてくれた。


この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。

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公開日:2020/06/08

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